二葉ごはんの暖簾は、下館の大津暖簾屋さんに染め抜いてもらい、季節毎にそれぞれ用意しました。
この時期は、抜けるような青空と、冷んやりパリッとした紺色です。
風になびく生地が、とても涼しげで、お気に入りの一枚でもあります。
暖簾を出すのが、営業のはじまりの合図です。
開店前には外に水をまきます。
女将いわく、冷んやり効果のための打ち水として、また呼び水と言われお客様を呼ぶ風習があるそうです。
店内を掃除し、カウンターではドリンクの準備。厨房では日替わりのお惣菜の盛り込みをし、食材の仕込みが終わったら、スタッフ全員でお茶を一杯。
みんなの調子をみながら、たわいもない話でリラックス。
チームの良さを毎日再確認しています。
業務の申し送りを共有し、少しの気合いと穏やかな緊張感を持って暖簾を出します。
二葉寿司、二葉カフェ、そして二葉じかんでも暖簾を掲げて40年。
少しくたびれて年月の風合いが出てる頃には、どんなお店になっているのか。
その味わいも、これこらの楽しみのひとつですね。