思わぬ強み。

天才的に閃く人、
憧れのひと皿を真似する人、
作り慣れた普段作ってるものを出す人、

メニューの発想は千差万別。

私たち二葉は、
自分たちの食体験を元に、二葉ごはんらしく、二葉じかんらしく、それぞれメニュー作りをしています。

お客様の口に入るまで、何度も試作や試食を重ね意見を交換します。
ここに家族で商売をする良い点がありました。

試食の感想やフィードバックをするのに、

あの中華屋さんのあの料理ヒントになるかも?
父親のあの甘っ辛い味付けに寄せる?
昔食べたあのラーメン屋のあの盛り付けとかどう?
あのレストランのあのハンバーグの柔らかさとか?

と、食べた記憶のイメージを共有できるのが大きな強みでした。

父が握った寿司はもちろんのこと、
父独特の、ちょっと甘辛い煮物や、あんかけたっぷりの炒め物を食べ、
冷蔵庫の野菜掃除が名目の、母のにんにくたっぷりの一期一会カレーを食べ、
外食といえばあの中華屋や定食屋やレストランやらで、ひと口ちょうだいを家族で分け合いながら、おんなじ食体験をしてきた強み。

こんな所に家族経営ならではの二葉らしさがあったりして。。。
ふと、そんな事を思いました。

さて「クリームソーダ風夏パフェ」始まります。幼少の頃に連れられた大好きな喫茶店メニュー、クリームソーダとフルーツパフェのフュージョンメニュー。
これも私の食体験からの発想かと。
楽しんで味わってみて下さい。

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